<「ウクライナ敗戦論」が囁かれ出した>
あってはならない、ウクライナ敗戦、NATOはこれ以上手遅れにならないように何をなすべきか。
<「ウクライナ敗戦論」が囁かれ出した>
戦況を含め、キーウから流れてくるウクライナ情報はここにきて余り芳しくはない。東部・南部での戦況でウクライナ軍の攻勢が停滞する一方、ゼレンスキー大統領の政治スタイルを「専制主義的」といった批判の声が国内の野党(例・キーウ市のビタリ・クリチコ市長)から飛び出し、ウクライナの政治エリート層の腐敗問題が欧米メディアで頻繁に報じられてきた。 2023.12.08・長谷川 良
https://agora-web.jp/archives/231208010554.html
<ウクライナ・ゼレンスキー大統領 試練のクリスマス>・2023年12月25日
https://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/300/490635.html
<「支援疲れ」が広がるなかで「プーチンの考え」を完全に読み違える西側諸国>
<「粘り勝ち」を目指すロシアに対して、今問われているのは「妥協か戦争続行か」ではない。停戦をうながす西側の勘違いとは?>
ウクライナ軍のワレリー・ザルジニー総司令官は反転攻勢を始めてから5カ月たった11月初め、陰鬱な戦況報告をした。ウクライナとロシアの陣地戦は膠着状態に陥り、このままではロシア有利に傾く恐れがある、というのだ。
折しも西側では「支援疲れ」が広がり、停戦交渉を求める声が高まっている。ザルジニーは今から1年前、反転攻勢で大きく前進するために必要な支援を西側に具体的に求めた。
防空システム、戦闘機、主力戦車、歩兵戦闘車、榴弾砲、長距離ミサイル……。勝算はあると、当時彼は言い切った。「ただし、それには軍事資源が必要だ!」
しかし西側の支援は品目も量もザルジニーの求めるレベルに遠く及ばなかった。
2023年12月5日・ノーナ・ミヘリーゼ(伊シンクタンク・国際問題研究所上級研究員)、ナタリー・トッチ(同研究所所長)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2023/12/post-103171.php