<旧統一教会への断絶決議は悪質な差別である>
私は統一教会など擁護はしたくない。しかし、統一教会、いまだ宗教法人を剥奪されたわけではない。
特定の宗教法人をターゲットに地方議会が断絶決議、あきらかな差別行為、許されることでは無い。このような決議ではなく、もし、統一教会からの請願等、その都度個別に内容を吟味して、個別にその処理を淡々と行えばよいのである。宗教の自由、それを害するような地方議会のあり方、極めて危険。
<旧統一教会への断絶決議は悪質な差別である>
報道に依ると大阪市・富田林市・富山市・北九州市の市議会が旧統一教会との断絶決議を可決している。これは完全なる差別である。単なる宗教差別ではない。断絶決議は参政権の原初である請願権の否定に等しく悪質な差別と言わざるを得ない。
地方議会への請願権の行使には地方自治法第124条に「普通地方公共団体の議会に請願しようとする者は、議員の紹介により請願書を提出しなければならない。」と規定されている事実を指摘すれば読者も断絶決議の悪質性を理解できるのではないか。
2023.03.23・高山 貴男
https://agora-web.jp/archives/230322000723.html