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つぶやき:なぜ日本は中国と安全保障を競い合わざるを得ないのか

<なぜ日本は中国と安全保障を競い合わざるを得ないのか:賢い大戦略の前提>
日本と中国、中国が世界覇権を目指す以上、日本は中国と安全保障を競い合わざるを得ません。覚悟が必要です。

<なぜ日本は中国と安全保障を競い合わざるを得ないのか:賢い大戦略の前提>
中国が強大な大国となり、米国と肩を並べ、追い抜きそうな勢いで台頭するにつれて、日本では「隣国と仲良くやっていこうではないか」といった主張をよく聞くようになりました。確かに、そうできればどれほどよいことでしょう。しかし、それは「幻想」と言わざるを得ません。なぜなら、国際システムは「アナーキー(無政府状態)」だからです。つまり、国家に安全を保証してくれる世界政府が存在しない状況です。
この構造のもとでは、国家、とりわけ大国は、自らの生き残りを最大化するよう強いられます。米国にとって、強い中国より弱い中国の方が望ましい。中国にとっても、強い米国より弱い米国の方が望ましい。その結果、大国同士で安全保障を高める競争が起こります。これは国際政治において、残念ながら避けられないことです。
この仕組みは、日中関係でも働いています。日本にとっても、強い中国より弱い中国の方が安心です。逆に、中国にとって、強い日本より弱い日本の方が安全保障上の利益になります。こうして、東京や北京の指導者がどれだけ平和を望んでいても、日本と中国は、より安全になろうとするための競争を強いられるのです。
2026.08.21・野口 和彦・https://agora-web.jp/archives/260820060710.html

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