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つぶやき:平等支えるノルウェー式富裕税、富豪流出で成長不安も

<アングル:平等支えるノルウェー式富裕税、富豪流出で成長不安も>
ノルウェーでは誰もが他人の納税申告書を閲覧できるという。
果たして日本でそんなことができるのか、リベラルマスコミに問いたい。

<アングル:平等支えるノルウェー式富裕税、富豪流出で成長不安も>
[オスロ 24日 ロイター] – スイスのルツェルンにある湖畔の別荘でくつろぎながら、ボルガー・ボルゲンハウグさんは、孫たちや晴れた夏の夜に漂う北欧の海の香りを懐かしむ。
大工から不動産王に上り詰めた同氏は、これはノルウェーの強化された富裕税から逃れるために払う代償だと語る。富裕税は毎年課せられる税金で、世界でも屈指の平等社会を支えてきた一方で、何百人もの億万長者を国外に流出させてきた。
「ノルウェーの政治情勢は企業経営者にとってますます敵対的になっている」。2022年に国を離れた同氏はそう語る。
ノルウェーの富裕税の歴史は、1892年までさかのぼる。他人の納税申告書も閲覧できる透明性の文化もあって、ノルウェーは富裕層への課税強化をめぐる経験が、ほかの国よりはるかに長い。
そのモデルは、同様の施策の導入を検討している英国、フランス、イタリアといった国々や、ニューヨークのような都市に、一つの教訓を提供している。つまり、富裕税は一部の富裕層を国外へ追いやることになるが、十分広範囲に課税すれば、価値ある税収を得られるということだ。・・・11月29日
https://jp.reuters.com/markets/japan/SKKCD6Z6X5NBLAQIF7DYOKLDUU-2025-11-29/

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