<なぜ「政権交代の壁」を崩せなかったか 石破政権延命、「政治とカネ」にけじめは?(上)【解説委員室から】>
なぜ「政権交代の壁」を崩せなかったか、国民民主の裏切り、そして維新の漂流???
<なぜ「政権交代の壁」を崩せなかったか 石破政権延命、「政治とカネ」にけじめは?(上)【解説委員室から】>
2024年10月の衆院選で自民、公明両党の与党が過半数を割り、「少数与党」の石破内閣は野党の協力を得なければ予算案も法案も国会を通らない状況にある。石破茂首相は「政治とカネ」の問題にけじめをつけ、国民の信頼を回復できるだろうか。一方、立憲民主党の野田佳彦代表は政権交代に道筋をつけられるか。国会では再び「政治とカネ」を巡り攻防が続いているが、企業・団体献金の禁止を含む抜本改革は自民党の反対でまず無理だろう。それでも24年度補正予算や25年度予算の成立に向け、キャスチングボートを握る国民民主党の要求をある程度のみ込めば、石破政権は延命できる。立民など野党が「政権交代の壁」を崩すのは容易ではない。(時事通信解説委員 村田純一)・2024年12月09日・https://www.jiji.com/jc/v8?id=20241206kaisetsuiin140