<コメ店頭価格が再び4000円超:備蓄米効果に限界、JAの高値維持政策が奏功>
平均価格での議論、馬鹿馬鹿しい。
備蓄米効果はあくまで一時的なもの、はじめからわかっていたはず。備蓄米の在庫は限度があるのだ。
なお安い米がなくなることは低所得家庭にとっては打撃です。やはり外国産米の関税を大幅に引き下げて、輸入解禁、消費者に選択の余地を拡大しなければならない。
<コメ店頭価格が再び4000円超:備蓄米効果に限界、JAの高値維持政策が奏功>
農林水産省によりますと、1〜7日の全国平均店頭価格は5キログラム4155円と前週比6.8%上昇し、3カ月ぶりに4000円台へ戻りました。備蓄米の流通減少や高値の新米が要因と言われています。
福井県産コシヒカリなど新米は5キロ4000円台後半と昨年より1000円以上高く、今後流通する新潟産コシヒカリや秋田産あきたこまちも高値になることが確実視されています。政府が競争入札や随意契約で放出してきた備蓄米は銘柄米の半額以下で価格を押し下げてきましたが、効果は薄れ再び値上がりしています。農水省は42都道府県で収量増を見込むものの、市場では作況調査の信頼性に疑問が出ています。
キヤノングローバル戦略研究所の山下一仁氏は、JAが60キログラム3万円という過去に例のない概算金を農家に提示した背景に、政府備蓄米の在庫が尽きつつある現状を踏まえ、政府にさらなる買い入れを迫り高米価を維持しようとする狙いがあると指摘します。
2025.09.14アゴラ編集部・https://agora-web.jp/archives/250913231556.html