<年収3000万円まで授業料免除 米ハーバード大、多様性確保>
素晴らしい。その財源はどのようにして確保???
<年収3000万円まで授業料免除 米ハーバード大、多様性確保>
【ニューヨーク時事】米ハーバード大は17日、世帯年収が20万ドル(約3000万円)以下の家庭の学生について、今秋から授業料を全額免除すると発表した。対象者を拡大することで中所得層からの入学を増やし、多様性を確保したい考えだ。・・・03月18日・https://www.jiji.com/jc/article?k=2025031800690&g=int
<ChatGPT>
ハーバード大学がこのような大規模な授業料免除を実施できるのは、主に強固な財政基盤と多様な資金源があるからです。主な財源は以下のようなものがあります。
- 莫大な大学基金(エンダウメント, Endowment)
ハーバード大学の基金は世界最大級で、2023年時点で約500億ドル(約7.5兆円)に達しています。この基金は寄付金の運用益を活用する形で、奨学金や授業料免除の資金源になっています。
大学基金は株式、不動産、債券などで運用され、年間4~5%程度の運用益を生み出す。
その一部が奨学金や学術研究のために使用される。
経済状況によって運用益は変動するが、長期的な資産管理戦略により安定的に資金を確保。 - 寄付金(フィランソロピー)
ハーバードは卒業生(アルムナイ)や企業からの寄付金が非常に多い大学です。
億単位の寄付をする卒業生も多く、基金を拡充。
企業や財団も研究支援や奨学金のために寄付。
特に富裕層の卒業生が社会貢献の一環として母校に寄付をする文化が根付いている。 - 授業料・研究資金・政府助成金
ハーバードは元々授業料が高く、一部の学生が全額払うことで財政を補っている。
研究機関としても非常に強いため、政府や民間企業からの研究助成金が多い。
ただし、政府からの直接的な助成金は公立大学ほどではない。 - 資産運用と不動産収入
ハーバードはボストン周辺をはじめとする不動産や企業投資も行っており、これらの収益も大学の運営費に充てられる。
まとめ
ハーバード大学は、潤沢な基金と寄付金の運用益を活用し、授業料免除プログラムを拡大しています。今回の「年収3000万円以下の授業料免除」は、多様性の確保という目的もありますが、大学が持つ強大な財政力があるからこそ実現可能な施策です。