<【明太子、かまぼこが食卓から消える日】乱獲と激減の果てのスケトウダラ、資源復活のために望むこと>
すでに国産の明太子は一般家庭から消えている、スーパーで売られている明太子、それは全て輸入して日本で加工したもの???
いずれにせよ水産物の資源管理、一層の強化が必要です。
<【明太子、かまぼこが食卓から消える日】乱獲と激減の果てのスケトウダラ、資源復活のために望むこと>
卵が明太子の原料にもなるスケトウダラ(スケソウダラ)は、日本でも多く捕れる白身魚だ。焼いてもよし、煮つけにしてもよし、鍋にしてもよし。カマボコやチクワの原料にもなる。日本周辺のスケトウダラには、太平洋の沿岸域から沖合域にかけて分布する太平洋系群、日本海の北海道沿岸に分布する日本海北部系群などがある。
このうち前者すなわち太平洋側の資源については現在の資源評価によると健全な水準に保たれていると考えられているが、日本海北海道沿岸側の資源状態は非常によくない。国の関連機関である水産研究・教育機構(以下「水研機構」)が2024年に行った評価によると、(親)魚の絶対量も望ましい水準を大きく割り込んでいる意味で「乱獲」とされている。真田康弘( オーシャン・ガバナンス研究所代表理事・総括研究主幹、学習院大学法学部客員研究員))・https://wedge.ismedia.jp/articles/-/36936