<”有権者離れ”に苦しむ「緑の党」:国民の関心と乖離する環境保護活動>
やはり理想論ばかりでは国の運営はできません。
環境保護活動、それが行き過ぎれば庶民は生きてはゆけません。格差社会が増幅します。
余計なことかもしれませんが、日本のリベラルマスコミ、やはり現実を見据える必要があります。
<”有権者離れ”に苦しむ「緑の党」:国民の関心と乖離する環境保護活動>
米国で最大級のハリケーン「ミルトン」が9日夜(現地時間)、米フロリダ州南部に上陸し、多くの家屋が破壊され、死傷者も出た。一方、欧州では9月上旬まで灼熱の日々は続いたが、各地で大洪水が発生し、多数の住居が浸水し、被災地周辺の住人は安全な避難場所に移動するといった事態になった。米国のハリケーンや欧州の大洪水は「環境対策を十分してこなかった人間が作り出した災害だ」と指摘する声が聞かれるなど、地球温暖化、それに伴う気候不順が改めて注目されている。
ところで、環境保護政党を看板に掲げる「緑の党」は多くの国で選挙の度に得票率を落としている。自然災害の多発を受け、環境問題がクローズアップされている中、「緑の党」は国民の支持を失ってきている。本来、環境保護の大切さを強調し、「緑の党」への支持をアピールできるチャンスだが、ドイツやオーストリアの「緑の党」は党歴代最低の得票率といった具合で、選挙の度に有権者の「緑の党」離れが浮かび上がってきているのだ。一見奇妙な現象に「緑の党」関係者も頭を抱えている。
2024.10.15・長谷川 良・https://agora-web.jp/archives/241014211632.html