<「シニアカー」相次ぐ事故防ぐポイントは?周囲ができることも>
「シニアカー」にも自動運転装置が必要???
「シニアカー」にも認知症検査等、一定の歯止めが必要だ。
<「シニアカー」相次ぐ事故防ぐポイントは?周囲ができることも>
高齢者が運転免許証を返納したあとの移動手段として利用される、「シニアカー」と呼ばれるハンドル型などの電動車いす。NITE=製品評価技術基盤機構は、去年までの9年間に転倒事故などが55件確認され、25人が死亡しているとして、注意を呼びかけています。
NITEによりますと、2015年から去年・2023年までの9年間に「シニアカー」と呼ばれるハンドル型などの電動車いすの事故は、27都府県で55件確認され、25人が亡くなっています。
▽側溝や川への転落が22件、▽踏切での脱輪などが12件、▽下り坂や段差での転倒が8件などとなっています。
ことしも8月末までに把握しているだけで、福岡県、宮崎県、奈良県、愛媛県、徳島県などで転落事故などが8件起き、5人が死亡しているということです。
こうしたことから、NITEは踏切での脱輪や側溝への転落、坂道や路肩での転倒など、事故を再現した動画を公開し、注意を呼びかけています。
▽用水路や側溝の近くなど転落や脱輪のおそれがある場所では端に寄りすぎないこと、▽歩行者とすれ違う際は、急にハンドルを切るとバランスを崩すため、慌てず一度停止すること、▽クラクションを鳴らしたり、声で呼びかけたりして、できるかぎり相手に道を譲ってもらうことなどとしています。10月17日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241017/k10014603221000.html