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つぶやき:バイデン氏の衰え 「高齢不安」と米側メディアの「認知不安」

<バイデン氏の衰え 「高齢不安」と米側メディアの「認知不安」 反応差の背景>
確かに正確に言えば「高齢不安」と「認知不安」は異なる概念。
しかし、バイデン氏について議論する場合、あまり意味はない、いずれにせよ、限界だ。

<バイデン氏の衰え 「高齢不安」と米側メディアの「認知不安」 反応差の背景> 
バイデン米大統領が先月、トランプ前大統領との討論会で見せた認知の衰えはあまりに明白だった。この討論会は近年の大統領選の歴史の中でも、それまでの流れを一変させた点で特筆されるだろう。ただし、バイデン氏の心身の衰退は就任時から懸念されながらも、側近や民主党寄りメディアが必死で隠してきた経緯もあった。
さてこの討論を受け、日本の主要新聞などは一致してバイデン氏の「高齢不安」と総括した。だが米側メディアではあくまで「認知不安」だった。この違いは大きい。客観的にみても高齢は認知の衰えを自動的には意味しない。米国では年齢だけを理由に個々の人間の能力の低下を決め付けることは「年齢差別」として法律によって禁止されているのだ。
米国での「年齢差別」は「人種差別」や「性別差別」と同列に排される。特に職業については「年齢差別禁止法」が厳存する。だから職場での定年制はない。年齢による特別の「不利な扱い」は禁じられる。だから大統領職も単に数字での年齢で適不適は論じられないというわけだ。・・・・2024/7/12・緯度経度 古森義久 
https://www.sankei.com/article/20240712-RHUUKXHZPBMEPEDAHLA75FKBC4/

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