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つぶやき:「断然、いまの方がよくなった」と感じるもの

<「やっぱり昔はよかった」と思うもの、「断然、いまの方がよくなった」と感じるもの>
「断然、いまの方がよくなった」、私はそう考えています。
しかし、不平不満がないわけではありません。
その不平不満を少しでも解消させればさらによき時代となります。そう信じています。

<「やっぱり昔はよかった」と思うもの、「断然、いまの方がよくなった」と感じるもの>
 人間は、かつて自分が生きてきた時代を懐かしみ、評価したがるものらしい。英語でも「グッド・オールド・デイズ(good old days)」という表現があるように、これは人間に一種普遍的な感情だといっていいのかもしれない。
 この感情の背後には、当然、現在自分が生きている時代への違和感ないし反感がある。つまりわたしは総体として、いまの世の中が好きではない。
 もちろん世の中はわたしのためにあるのではないから、そのことはいい。しかし時代がわたしを無視するように、わたしも時代の気に入らない部分は無視していいのである。
2024.6.26・(勢古 浩爾:評論家、エッセイスト)
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/81730?page=4

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