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つぶやき:「神宮外苑再開発」問題

<「神宮外苑再開発」問題が、都知事選の争点どころか実は都民が口出しすべき事案ですらないと言えるシンプルな理由>
「神宮外苑再開発」、相変わらずのただ反対だけ、東京都知事選挙で、立憲民主党、共産党などが推す蓮舫
「神宮球場は建設からすでに97年、秩父宮ラグビー場も76年が経過しており、ともに古い設計のためバリアフリーになっていない、雨漏りがするといった問題が生じている。抜本的な対応をしようとしたら、建て替え以外に方策はないのだ。」
どうする蓮舫、どうする蓮舫氏。

<「神宮外苑再開発」問題が、都知事選の争点どころか実は都民が口出しすべき事案ですらないと言えるシンプルな理由>
そもそも事業主体は東京都ではない
東京都知事選挙で、立憲民主党、共産党などが推す蓮舫は、神宮外苑の再開発の問題を争点化しようとしている。一方、現職の小池百合子は、現在この計画が一時的に止まっていることをもって、都知事選の争点にはなりえないとの立場を表明している。
しかし、仮に計画が滞りなく進んでいるとしても、そもそもこの問題が選挙の争点になるような類の話ではないということを、ぜひ理解してもらいたいと思う。
まず、この再開発事業の事業主体は、東京都ではない。宗教法人明治神宮、独立行政法人日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事株式会社、三井不動産株式会社の4者である。そしてこの4者の中心に位置するのは、地主である宗教法人明治神宮だ。
明治神宮は内苑に広大な森を保有し、この内苑の森の手入れなどに外苑での収益を活用してきた。つまり、神宮球場、秩父宮ラグビー場などの既存施設から得られる収益を、内苑の森の維持・管理などの費用として充当してきたわけだ。
神宮球場は建設からすでに97年、秩父宮ラグビー場も76年が経過しており、ともに古い設計のためバリアフリーになっていない、雨漏りがするといった問題が生じている。抜本的な対応をしようとしたら、建て替え以外に方策はないのだ。2024.06.26・朝香 豊・経済評論家・https://gendai.media/articles/-/132516

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