<新聞に喝!「原子力は悪」の単純報道に思う 経済ジャーナリスト・石井孝明>
まさに日本のリベラル系マスコミ、馬鹿の一つ覚え、「原子力は悪」
<新聞に喝!「原子力は悪」の単純報道に思う 経済ジャーナリスト・石井孝明>
エネルギー・原子力報道では一部メディアに「型」がある。「原子力は悪」「国と電力会社の施設押し付けに住民が立ち上がる」といったイメージ先行の報道がそれだ。複雑な現実を、この型に押し込んでしまう。平成23年の東京電力福島第1原発事故の後で、その傾向が強まる。
山口県上関(かみのせき)町で、中国電力と関西電力が使用済み核燃料の中間貯蔵施設の建設調査の計画を提案し、同町が今年8月に受け入れた。すると新聞にこの型の記事が並んだ。「上関に原発施設 核燃事業の破綻直視を」(朝日新聞8月4日の社説)、「原発を積極活用したい政府」(東京新聞、同19日)など、記事の題名だけで中身が分かってしまう。朝日社説は「岸田政権やそれに従う電力会社は、無責任さを自覚すべきだ」と、建設調査を批判した。・・・2023/11/5
https://www.sankei.com/article/20231105-37QIIQMGNRM33F4IWYMDO56NEQ/